私はこども時代は自然たっぷりの環境の中で育ちました。学校卒業後20代から40代半ばまでは看護師をしていました。初めの三年間は救急病院に居たため特に生死の境目に直面する機会が多く、命について考えを巡らすことがよくあり、20代でまだまだ人生経験も殆どない中ですが、よい死に方をしたいと思っていました。

　20代後半で結婚しましたが、10年後に離婚を機に、誰にでも語れる後悔しない生き方をしよう、子どもが大人になった時に彼らの育児が今よりもっと楽な社会になっているように活動しようと決めました。働いていた看護現場は休憩時間が少なかったり超過労働だったりとブラック企業体制が多かったので職場環境改革にも取り組みました。その傍らやってみたいことを全部経験した後、海外に意識が向くようになり、派遣で仕事をしながらベトナムや米国へ旅行した後、10年来の夢だった本を書くため生活費の安いベトナムに住んで執筆活動をしました。帰国後は友人達の助けを借りて日本で自費出版した後は街頭でビラを配ったりして40代の青春を謳歌しました。当時は日本をもっとよくしたいという熱い思いを抱いていたので、市議選選挙に立候補したこともありました。

　40代後半から米国に暮らしカレッジを卒業しヨガ講師として活動を始めたところ、クラスで受けたヨガに魅了され講師の資格を取りました。その後は現地で暮らす日本人の役に立ちたいと思い、地域の子育て中のお母さん方に向けて、ヨガを教える傍ら、こころのファシリテーターという教室を開き、こころのケアの時間を持っていました。アメリカ現地のヨガスタジオでは、生徒さんが精神面の変化を体験できるレッスンを提供することを意識して仕事をしていました。

　木村師匠主宰の氣塾には2021年に出会いました。きっかけは、自己成長が好きな私はそれまでいろいろなことをして、自分なりの成長を遂げてきたけれど、それでもどうしても自分が持っているものだけでは解決できない部分があり、その扉を開くにはもっと精神世界に目を向けるしかない、という中で見つけたのがいわゆるスピリチュアルの世界と、特殊な呼吸法でチャクラを育てるという師匠のレッスンだったのです。以降、海外から細々とレッスンをお願いしていましたが、2021年に日本へ本帰国をきっかけに本格的に氣の勉強をするようになり、現在に至ります。
​　古式マスターヨーガ/武当派太極内丹法の呼吸法、私もまだまだ発展途中ですが、それでもきっとどなたかのお役に立てることがあるのではないかと思っています。

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